OKAYAMA WOOL PROJECT
岡山ウールプロジェクト2021-2023
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岡山ウールプロジェクト始動!
やっと皆様へお知らせ、リリースすることができました。ここにご案内させていただきます。
この数年で、日本全国で同時多発的に始まっている国産羊毛、ローカルウールを活用していく活動です。
今までの国産羊毛(羊の毛)の多くが活用されずに破棄されていた現状に心を痛めていた一人ですが、輸入の安くて高品質のウールに太刀打ちできずにいました。(※特定の手紡ぎの為に飼育されている牧場の羊毛は除く)
コロナや戦争、為替相場の影響で、輸入に関わるすべてのコストが高騰している現状。ウールクラフト店として、採算を度外視しても、今一番取り組まなけばならないことが「国産羊毛を救う」ことでした。
持続可能で非常に有益な資源である羊毛を、まずは、地元の岡山県ウールから破棄される予定のものを2021年から順次引き取り、2年かけて洗い、ゴミとり、2022年11月やっと紡績糸にすることが出来ました。
今までの経過、工程のストーリーは、これから順番に説明、ご報告して参ります。
2023年2月に製織、年末までに岡山県産ウール100%の冬物コートにして特別販売を予定しております。
(クラウドファンディングを予定)
手仕事と工業の現場の違いなど、勉強させていただくことも非常も多く、
刺激あり、心配あり、ドキドキ、ワクワクですが、年末までに無事に岡山県産ウール100%のコートをお届け出来ますよう、ぜひ応援をよろしくお願い申し上げます。
羊毛の提供ご協力:
おかやまフォレストパーク ドイツの森
山田みつばち農園
紡績:三河紡毛
製織:島津毛織
製織企画:(株)フェーデレグノ
OKAYAMA WOOL PROJECT STORY 1
岡山ウールプロジェクト2021-2023
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岡山ウールプロジェクトのはじまりのストーリー1。
今年5月、Kakara Woolworksはお蔭様で開業16年を迎えます!
開業当時からずっと疑問に思っていたこと。それは日本各地にある動物園や肉用の羊牧場の羊毛が、ぜんぜん活用されずに捨てられている現実。
どうして?何故?
(※僅かな貰い手だけに活用されていた、追記:日本国内でも、きちんと羊毛もケアされて育てられた羊の毛は綺麗で紡ぎ手に人気です。)
理由はいろいろありました。
海外から輸入される高品質の羊毛と比べると、品種が違い品質が落ちること。汚れが多いこと。藁ごみが凄いこと。洗うのが大変なこと。特に動物園や肉用に育てられている羊たちの毛は、まったく気にされず、無用なものとされていたこと。日本国内に羊毛を洗う工場がなくなってしまったこと・・。
実際のところ、羊毛をケアされずに育った羊たちの毛は、ひどい汚れや藁ごみが多いので、洗うだけでも相当な手間と時間がかかります。それだけの時間を手間をかけて綺麗にしても品種が限られているので、どう考えても輸入の高品質な羊毛に勝てるわけがないと考えられてきたようです。
羊毛販売店として、16年間、海外の羊毛(主にニュージーランドや英国など)を輸入販売していた当店としては、その差が歴然としていました。
輸入羊毛(特にニュージーランドからの)は綺麗で美しい、汚れも少ない、藁ごみもなし。洗わなくても綺麗と思えるくらいの羊毛も多々ありました。
紡績用のゴミ一つない羊毛は、中国経由で日本へやってきます。中国にある羊毛の洗い工場を通らないと、完璧に綺麗にならないからです。そこまで綺麗にするには、強力な洗剤で洗わなければいけません。日本では藁ごみ1つ混入していたら商品として流通出来ないからです。
動物園で、羊を見たり触ったことがありますか?岡山県でも、赤磐市に「おかやまフォレストパーク ドイツの森」があります。羊が20頭ほど、アルパカが3頭程います。毎年5月に「羊の毛刈りショー」を開催されており、子供たちに大人気のショーです!飼育員のお姉さんが、綺麗にバリカンで羊の毛を刈ってくれます。大人の羊毛は固くて、子羊の毛ほど柔らかいです。
当店は、2年前から5月のGW中の羊の毛刈りショーに合わせて「糸紡ぎのワークショップ」を同時開催させていただいています。お姉さんの羊の毛刈りが終わると、その続きで糸紡ぎの話をさせていただいています。
ドイツの森さんでも、毎年活用されたい方へ羊毛をお渡ししてきましたが、それでも、かなりの量の羊毛が活用されずに残っていたとお聞きしました。
コロナや戦争、ひどい世界情勢、
今だからこそ、繊維も地産地消、品種に関わらず、身近なところから出来ることに活用していくことが大切と考えました。
刈りたての羊の毛は、それはそれはホカホカで暖かいです。羊の毛は、触るとベトベトしていて脂がついていますが、これを「ラノリン」と言います。ハンドクリームや化粧品に使用されています!
脂や汚れを落とすために、羊毛を洗います。脂や汚れが付いていると、工業的には紡績や染色が出来ないからです。
羊毛洗い専用の洗剤がありますが、市販の洗剤でも洗えます。一番やっかいなものは藁ごみです。羊毛に絡まってなかなか取り去ることが出来ません。
こうして、2年をかけて集まった羊毛とアルパカの毛、合計60?ほどを、仕事の合間に、少しずつ洗いゴミ取りをしてきました。
黒い羊、白い羊、黒いアルパカ、白いアルパカ、子羊もいれば、おばあさんの羊もいる。柔らかい毛〜固いゴワゴワする毛もある。
さてさて、一体どんな糸になるでしょうか?
OKAYAMA WOOL PROJECT STORY 2
岡山ウールプロジェクト2021-2023
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岡山ウールプロジェクトのはじまりのストーリー2。
羊毛販売をして16年、毎年100?以上の羊毛を輸入販売してきました。
主に、ニュージーランドがメインで、その後、お客様のご要望に応えて英国羊毛も仕入れてきました。(※2022年からは、輸入羊毛は完全予約制とさせていただいております)
刈りたての洗われていない羊毛(フリース)を輸入するには、色々な規制があるのですが、一つ目の検問は動物検疫です。生きた動物と同じく動物検疫を受けなければいけません。それに必要な証明書も必須になります。(※個人レベルでの輸入も同様ですので、インターネットで気軽に注文してしまい日本に届いてからでは手遅れで、必要な証明書がない場合は、ほぼ焼却処分となりますのでご注意を。)
日本には活用されずに余っている羊毛が沢山溢れているのに、品質が良い、品種が違う、綺麗な海外の羊毛を求める声は未だに多いです。しかもほとんどが洗われていない羊毛をご希望されています。お店としては、洗い済みの綺麗な状態の羊毛を輸入するほうがはるかに簡単なのですが・・・。
何故なら、海外には、日本にいない多種多様な品種が沢山いること、そして、自分の手で羊毛を洗うことから始めることこそが、手紡ぎをする人の醍醐味であるからです。
届いた羊毛を広げ、毛の状態を確認して解毛、汚れた羊毛をお湯につけて洗うと、お湯が真っ黒になります。何度も何度もすすぎと洗いを繰り返します。1頭の羊毛を洗うには、かなりの時間と手間がかかりますが、洗い上がりの輝くような羊毛を見ると苦労が吹き飛ぶ、そんな心境です。(かなりマニアック)
そもそもこの仕事を始めたきっかけは、20代のときNew Zealandに住んでいた時に、現地のCreative Fibre Festival で世界一素敵で使いやすい紡ぎ車の会社@majacraftnz 偶然に出会い、この会社の家族と紡ぎ車に惚れてしまったから!こんな素晴らしい紡ぎ車を日本の方にもっと知ってほしいという想いからKakara Woolworksが始まりました。
2007年当時から身近にいる日本の羊たち、羊毛も、もちろん気になっていました。北海道や東北には沢山の羊飼いがいて、その中でも、手紡ぎのために自ら羊飼いになってしまった方もおりました。羊毛のことを大切に考えている羊飼いも増えていて、とても憧れ、いつか自分もいつか羊を飼い、その羊毛を紡ぎ・・・そんな夢もまだあります。
2013年より@tokyospinningparty を引き継ぎ10年。2022年まで「東京スピニングパーティー」企画開催をして参りました。イベントの準備期間だけで半年を要する日本で唯一のウールフェスティバル。あまりにも忙しくて時間がなく、子供たちも幼く、心の余裕もなく、日々の暮らしを回すので精一杯。日本の羊毛や羊を飼うことを考える余地もありませんでした。
しかし、2021年から赤磐市へ移転、子供たちも成長して、田舎暮らしをスタート。周りの耕作放棄地が非常に多く、草刈りの問題もある。何か羊で解決できるのではないかと考え始めると同時に、ずっと気になっていた国産羊毛の問題に着手しました。
赤磐には@doitsunomori ドイツの森さんがあり、活用されていない羊毛が多くあり、ぜひ活用させてほしいとお声掛けさせていただきました。当初は、ドイツの森のお土産屋さんで販売できる、小物類(手紡ぎ糸や手編みの帽子)などを検討していました。
しかし、手紡ぎするには多すぎる量の羊毛、手洗いするには多すぎる羊毛、保管する場所等に頭を抱えていました。
そんなとき「ジャパンウールプロジェクト」https://spinhouse-ponta.jp/jwp/ @spinhouse_ponta や群馬から島根に移住された@kasagifiberstudio の活動を知り、大量生産ではない少量生産の付加価値のある商品化の模索を始めました。
OKAYAMA WOOL PROJECT STORY 3
岡山ウールプロジェクト2021-2023
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岡山ウールプロジェクトのはじまりのストーリー3。
コロナや戦争で輸入品にかかわる費用が高騰している現状で、国内で原材料から生産された商品は貴重です。
サステナビリティに関心のある方は、食べ物にも気を使い地産地消を心がけている方が多いと思いますが、人間の肌に触れる繊維も衣服も地産地消を提唱します。
普段からMade in JAPAN の製品を購入するよう心掛けていますが、それにしても中身の原材料は日本原産ではないことがほとんどです。特に天然繊維(ウール、シルク、麻、コットン)は、ほぼ輸入に頼っています。
SHIPPING NOW 帝国書院HP統計資料、「日本のアパレル市場と輸入品概況2022」によれば、羊毛と綿花は100%輸入とされています。
グローバルノート - 国際統計 世界の羊毛生産量 国別ランキング・推移 2021年によれば、1位が中国で356トン、2位がオーストラリアで348トン、3位がニュージーランドで125トンとあります。
令和3年の日本の羊の飼育頭数は、19,992頭で減少傾向にあるそうです。1頭の羊毛が2?としても、約40トン弱の羊毛が取れる計算になります。海外の細番手で柔らかい羊毛に比べれば、日本の羊毛は、中番手〜太番手で丈夫な羊毛が多いのですが、その長所を生かした商品つくりをしていけば100%活用できるのも夢ではない気がしてきます。
International Wool Textile Organisation(IWTO)によると、ウールの持続可能性を証明するものとして、
1:羊は自然の炭素循環の一部であり、植物に蓄えられた有機炭素を消費し、羊毛に変換しています。ウールの重量の50%は純粋な有機炭素です。
2:ウール製品は寿命が長く、他の繊維製品よりも長く使用または着用される。
3:ウールの繊維製品は、低温で洗濯する頻度が少なく、環境への影響が少ない。
4:ウールはリサイクルしやすい繊維です。全繊維の1.3%の市場シェアで、ウールはリサイクル繊維の市場シェアの5%を占めています。
5:ウールは陸上でも水中でも容易に生分解します。タンパク質ベースの繊維であるため、マイクロプラスチック汚染に関与しません。
羊毛ってすごい!本当にすごい!そう思いませんか?
化学繊維の安いセーターや毛布が日常に溢れている現状、どう思われますか?化学繊維での皮膚アレルギーや、着衣着火など怖い問題もとりだたされています。
アクリルやポリエステルなどは、石油から作られていますから、自然に帰りません。海洋汚染のマイクロプラスチックの原因にもなっています。
大切なことは、はじめから生物分解される天然繊維を選ぶことではないでしょうか。
日本各地でローカルウールを活用する取り組みが進めば、破棄される羊毛は確実に少なくなります。
そのような活動を進めていくためには、よりよい羊毛が取れるように、牧場主さんの羊毛へ対する取り組み(例えば、羊毛も健康に綺麗に保つような飼育環境、毛刈りする際に気を付けること、毛刈り後のスカーティング、羊毛の保管方法)も必要になってきますし、今後、洗毛工場の復活も期待したいところです。
輸入の羊毛が高品質なことは充分理解できますが、国産羊毛も長所を生かして製品作りをすれば、輸入の羊毛に劣らない凄い製品ができることを示したい!しかも、輸入の羊毛と混ぜてしまうことは避けたかった。せっかく岡山県産の羊毛100%(正確には、アルパカも26%程混じっています)でどこまで良い製品ができるか試してみたかったのが本音です。
2022年11月、ようやく紡績工場へウールを送り出しました。
70kgほどの羊毛が洗い後に55?になりました。羊毛屋としての経験と、羊毛の状態、羊毛の配合や色など(パンチの利いた英国羊毛のような野性的な羊毛を提供いただいた山田みつばち農園さんの毛22%が良い味を出してくれました)なんとなく良い糸が出来るのではという予感がありました。
手仕事と工業の現場の違いなど、勉強させていただくことも大変多く、非常に繊細な作業を管理してお仕事をされているプロフェッショナルな現場の職人さんを尊敬すると共にとても刺激をいただいております。
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岡山ウールプロジェクトのはじまりのストーリー4
<羊毛が糸になるまでの道のり>
写真:三河紡毛株式会社
羊毛を糸にするまでの工程は、以下の通りです。
(詳細を知りたい方は「本出ますみの羊毛の手引き」をおすすめします。)
1、スカーティング(藁ゴミや汚れた毛を取り除く)
2、 グレーディング(羊毛の品質をチェックして格付けする)
3、 ソーティング(部位による仕分け)
4、 羊毛を洗う
5、 乾かす
6、 カーディング
7、 紡ぐ
羊毛の洗毛について:
羊毛を洗うには、大量のお湯と洗剤を使用します。
まずは、脂(ラノリン)や泥汚れを洗い落とす必要があります。紡績の場合、現在は海外の洗毛工場を経由して、日本には、洗い上がりの綺麗な羊毛か、カードされた状態で届くそうです。
現在、日本国内に洗毛工場がない為、大量の羊毛を洗う場所がありません。日本国内に工場を新設する要望がありますが、費用面と排水の問題で許可が難しいようです。
このたびの「岡山ウールプロジェクト」では、2年をかけて集めた70?ほどの羊毛を、ゴミ取り後手洗いしました。(一部のみ工場洗毛)。洗い後に嵩が減り55kgになった羊毛を紡績していただける工場を探しました。手紡ぎにするには多すぎる量ですが、工業用としてはあまりにも少なすぎるという現実がありました。
紡績糸(紡毛糸)が出来るまで:
日本の羊毛産業の一大産地である愛知県。衣料用ウール糸の企画・製造をされている愛知県の三河紡毛さんへお願いすることにしました。
なんとか羊毛が40?あれば糸にしていただけるということでしたが、1年では量が足りずに2年間かけて羊とアルパカの毛を集めゴミを取り洗いました。ドイツの森には3頭のアルパカや毛の色が黒い子がいましたので、ありのままナチュラルカラーで、羊毛もアルパカも全部まとめて混ぜて糸にしたいという、わがままなお願いにも快くお引き受けいただきました。
三河紡毛株式会社
紡毛糸とは:
紡毛糸は、短めの繊維を揃えずに繊維の方向はバラバラなので空気を含んだ膨らみのある軽い糸になります。また、色々な種類の繊維を混ぜ合わせることが出来るので、オリジナル性の高い糸が出来ます。
(今回長すぎる羊毛があったため、事前にカットしていただきました)
紡毛紡績の工程:
1、原材料をすべて均一に混ぜ合わせ調合する
2、カードして紡ぐ前の段階の篠をつくる
3、ミュール精紡機で撚りをかけて紡毛糸にする
ミュール精紡機とは:(三河紡毛さんWEBより抜粋)
ミュール精紡機は、前工程のカードで出来た篠(繊維の束)を一定の長さまで送り出して撚りを掛け、その後巻き取るという間欠運動の紡績方法です。
生産効率が高くないために現在では希少な機械になってしまいました。
ミュール糸の特徴は、膨らみ感のある丸い糸形状やソフトな風合いです。
そして何よりも、さまざまな原料がブレンド出来るのでオリジナル品質の
素材開発に適した紡績方法であることが大きな魅力です。
◎糸のデータ:紡毛糸
番手:1/7(ウール糸の場合1gから7m紡がれた単糸)
コーン巻き上がり完了糸量 46.3?
●原材料1:
おかやまフォレストパーク ドイツの森 (2021年〜2022年)
羊:約22頭(コリデール種の雑種)
アルパカ:3頭
2020年まで98%程の羊毛を仕方なく破棄していた。
本当は使ってほしいと思っていたが、欲しい人がなかなかいない現状
●原材料2:
山田みつばち農園 (2022年)
羊:クロスブレッド(英国産系?):5頭
野性的なケンプありの英国羊毛のような羊毛!
以下のような羊毛・アルパカの割合です。
コリデール白 23? (42%)
コリデール黒・茶色 5.8kg (10%)
アルパカ白 9.3kg (17%)
アルパカ白黒・茶色 4.9kg (9%)
雑種白(英国系?) 12kg (22%)
合計 55? 100%
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岡山ウールプロジェクトのはじまりのストーリー5
プロジェクトを進めて1年半、念願の紡毛糸が出来ました。
100%岡山県産のローカルウール!!
以下のような混ざり具合が功を奏でました。
まず色が最高でした!
日本人好みのライトグレー。
すべてナチュラルカラーですよ、染めていません。
まるで英国羊毛のようなカッコいいシャリ感あり、でもアルパカの影響でしなやかさも有り!
すっごく良い糸が紡げました!
これも、三河紡毛さんの素晴らしい知識や熟練された職人さんたちの技術のお陰です。当初は6番手くらいになりそうでしたが、意外に細く引けましたよ!とご報告いただきました。
コート生地の製織に向けて第一歩を踏み出しました。
次回は、製織にむけてのプロセス、ストーリーです。
どうぞお楽しみに。
2023年3月に製織完成!
2023年10月を目標に、岡山県産ウール100%の冬物コートにして特別販売を予定しております。
(クラウドファンディングを予定)
手仕事と工業の現場の違いなど、勉強させていただくことも非常も多く、
刺激あり、心配あり、ドキドキ、ワクワクですが、無事に岡山県産ウール100%のコートを
お届け出来ますよう、ぜひ応援をよろしくお願い申し上げます。